抜け毛を防ぎ、育毛促進を促すミノキシジル。効果と副作用

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抜け毛を防ぎ、育毛促進を促すミノキシジル。効果と副作用

ミノキシジルは、もとは高血圧の降圧剤として生まれました。

しかしミノキシジルを処方された患者さんの体毛が濃くなるという副作用がよく見られたため、育毛剤でも使えるのではないかと研究が始まりました。

現在は、医学的に育毛を促進させることが判明している、わずか2種類の医薬品(もうひとつはフィナステリド=プロペシア・フィンペシア)の一つとして注目を浴びています。

一方で副作用も報告されています。

もとは降圧剤なので、血圧に問題がある方が処方すると血圧が下がりすぎて問題が起こる可能性はあります。

育毛剤として使うミノキシジルは「副作用を起こす可能性のある医薬品」であることを十分承知の上で使用し、できる限り頭髪専門クリニックの医師から処方してもらうべきでしょう。

ミノキシジルは血管を広げ、毛乳頭細胞に作用する

ミノキシジルは血管を広げる作用があります。
血管が広がることで血流が改善し、高血圧の改善が期待できます。

同様に、頭皮の血流も改善することで育毛効果があると推測されます。

しかし他の、血流改善を促す降圧剤では育毛効果は認められていません。他の降圧剤にはなく、ミノキシジルだけが持つ作用が「毛乳頭細胞に直接作用し、発毛を促進する」というものです。

塗り薬と飲み薬がありますが、効率よく効果が期待できるのは飲み薬です。

直接塗りこむほうが毛根を刺激しそうな気はしますが、皮膚には異物を遮断する仕組みが何重にも組まれていて、薬の浸透をできるだけ阻止しようとします。

一方で、口から摂取すれば消化吸収された薬効が血管を通して頭皮まで届き、毛乳頭細胞までたどり着きます。

短期間で効果を期待したいのなら飲み薬のほうが良いですが、副作用も飲み薬のほうが強く出ます。そのため、副作用を心配される方は、塗り薬を地道に続けるほうが良いかもしれません。(塗り薬も副作用はあります)

ミノキシジルの効果は3か月以上経ってから

ミノキシジルの効果は、3か月以上かかります。これは発毛サイクルと関係しています。

出産後に脱毛が激しく起こることがありますが、基本的に出産後3か月ごろに起こります。これは脱毛する原因が起こってから実際に脱毛するまでのサイクルが3か月だからです。

発毛でも同じ現象が起こり、発毛促進をしても実際に発毛するには3か月以上かかります。ミノキシジルは、副作用が出ない限りは必ず3か月以上服用しましょう。(副作用が出たら直ちに中止しましょう)

効果がある場合は、3か月目以降に劇的に伸びてくることが多いようです。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは医薬品なので、副作用があることを念頭に置かねばなりません。

降圧剤として現在も高血圧の薬として使われているため、低血圧や不整脈など心臓に疾患を抱えている方が服用すると副作用が起こりやすい傾向があります。

必ず頭髪専門のクリニックで相談しましょう。

血圧を下げる薬のため、「動悸」「息切れ」「めまい」などの副作用が起こることが知られています。

しかし発毛に使用する薬剤の量は、血圧を下げる量よりはるかに少ないため、副作用を起こすことはあまりないと言われています。それでも起こることはあるので、決して無理せず、自分の体とよく相談して服用して下さい。

もう一つ、女性にとって困る副作用は、「全身の毛が毛深くなる」ことです。

錠剤を服用すると起こりますが、ミノキシジルが作用するのは毛髪だけではありません。血流に乗って全身に回るので、当然ながら全身の毛乳頭細胞を刺激します。

男性ならあまり気にならない副作用ですが、女性にとっては美容に関わるため、ケアしても満足できない場合は服用を中止したほうが無難でしょう。

服用を止めると体毛は元に戻っていきます。

クリニックで処方してもらうか、個人輸入代行か

ミノキシジルは医薬品なので、頭髪専門のクリニックで処方されます。

美容に関わる治療のため、すべて自己負担になります。そのためかなり高額になりますが、クリニックならきめ細かい相談に乗ってくれますし、何かあったら医師が責任を負います。

既にクリニックに通い、ミノキシジルが自分の体に合うと判断できた場合は、個人輸入代行で医薬品を購入することも選択肢に入れて良いかもしれません。

海外の通販サイトから医薬品を送ってもらう方法で、国内で処方される薬に比べて格段に安いという利点があります。

ただし、偽物の薬を送り付けられたり、副作用が出てもすべて自己責任というリスクも高い方法であることは覚悟しなければなりません。

購入先は信頼ができる店を選び、すでにクリニックである程度の期間処方してもらい、効果や副作用が実感できる場合に限り、個人輸入も選択肢に入れて良いかもしれません。

以下を守れる方のみ、個人輸入をご検討下さい。

  • 少しでも副作用が出たら即中止する
  • 何が起こっても自己責任
  • 効果や副作用を学び、用量をきちんと守る

いきなり個人輸入に手を出すのではなく、最初は必ず専門医にご相談下さい。

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