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女性は要注意!抜け毛にフィンペシア(プロペシア)は大丈夫?

女性は要注意!抜け毛にフィンペシア(プロペシア)は大丈夫?

フィンペシアはフィナステリドという成分が入った医薬品で、男性の脱毛症(AGA)治療に使われる代表的なものです。

フィナステリド成分は毛根を死滅させるジビドテストステロン(DHT)を生成する酵素5αリダクターゼを抑え、発毛の邪魔を殺ぐ働きがあります。

このDHTは男性ホルモンの一種、テストステロンが元になっています。男性の場合はまずこのホルモンを抑えなければ、どれだけ強い育毛剤を使っても育毛は見込めません。男性型脱毛症(AGA)対策には必須の薬です。

病院で処方される薬はMSD株式会社が作るプロペシアですが、プロペシアのジェネリック医薬品の名をフィンペシアと呼びます。

ジェネリック医薬品の大手、インドのシプラ社で作られている薬です。

文学作品に著作権があるように、医薬品にも開発会社に製薬の特許権があります。

医薬品をひとつ作るだけでも莫大な費用がかかるため、医薬品として認可されたら開発会社は自ら製造販売するのはもちろん、特許料でも稼がなければ成り立たないからです。

他の会社がその配合で薬を作るには、開発会社に特許権料を払わねばなりません。

しかしそれは、文学作品と同じく一定期間で終了します。そのあとはどの会社が作っても、開発会社に支払う必要はありません。

安価で開発会社と同じ成分で調剤する医薬品を、ジェネリック医薬品といいます。

途上国では正規の医薬品は高くて買えない方が多いため、ジェネリック医薬品が広く流通しています。特にシプラ社は製薬レベルが高く、質が良いとされています。

厳密にはプロペシアはまだ特許が切れていないため、フィンペシアは正式なジェネリックではないそうですが、成分は全く同じです。価格はプロペシアの10分の1という安さも魅力です。

ジェネリック医薬品は正規医薬品と成分は同じですが、製薬するレシピまでは全く同じとは限りません。

同じ素材を使っても、プロの調理師が作るのと主婦が作るのでは味が変わるように、正規医薬品と全く同じ効果が発揮できるかは疑問視する声もあります。

調合が洗練されていないこともあり、製品によって効果にバラつきがあるという指摘もあります。

ジェネリック医薬品は安価な代わりにそれなりのリスクがあります。それを承知の上で使わなければいけません。

しかし、フィンペシアに関しては効果があるという声が多いため、性能としては比較的信頼ができると推測します。

女性にフィンペシア(プロペシア)は禁止?

フィンペシア(プロペシア)の注意書きには「女性は決して触れないこと」と書かれています。

飲み薬のフィンペシアには厚いコーティング剤が付けられています。これは誤って女性が振れないようにするための処置で、ピルカッターなどで切断することも禁止されています。

ご自身で使われていなくても、家族がフィンペシア(プロペシア)を所有されている場合は、十分に気を付けて下さい。

特に妊娠中の女性が服用すると、胎児に奇形が起こることが知られています。妊娠中の女性はもちろん、妊活中の女性は決して使ってはいけない劇薬です。

薬の成分は血中にも入るため、授乳中も避けましょう。

フィンペシアには飲み薬と塗り薬がありますが、特に飲み薬は女性は避けるべきです。男性でも副作用が報告されているのに、重い副作用がある女性なら尚更避けるべきでしょう。

フィンペシア(プロペシア)は男性ホルモンを抑制する薬なので、もともと男性ホルモンが少ない女性が使う必要は一般的にはないと考えます。

しかし中には男性ホルモンが多い女性もいますので、体質によっては有効の可能性はあります。

なお、他の副作用には、肝機能障害、胃のむかつき、頭痛や腹痛、一時的な脱毛などが報告されています。
肝機能障害のある方は使えません。

どのような女性が使えるか

胎児に悪影響を与えるため、未成年や妊娠適齢期に使うことは厳に慎まなければなりません。(未成年は男女とも使用厳禁です)

もし使用するのなら、「妊娠する可能性が低い更年期以降の、肝機能が正常な女性」で、「完全に避妊する」条件なら、塗り薬を検討するのは良いかもしれません。

しかし40代以降の思わぬ妊娠は驚くほど多いことを留意せねばなりません。戦前の日本人は40代後半から50代前半でも妊娠出産が珍しくありませんでした。

現在も我が国で40代、50代の女性の中絶件数は1万件を越えます。

せっかく授かった命を殺さないためにも、避妊には慎重に慎重を重ねて頂きたいと思います。

その上で、副作用を承知の上なら使ってみる価値はあると思います。

特に更年期になると女性ホルモンが減り、男性ホルモンが相対的に優位になります。男性型の脱毛症を起こす温床になるため、男性ホルモンを抑えるフィンペシアの使用は意味がある可能性はあります。

必ず医師の処方を

しかし、フィンペシアは女性が服用するには、あまりにリスクの高い薬です。妊娠出産の可能性のある女性は、よほど深刻な事情がない限り使わないほうが良いでしょう。

それでもどうしても試してみたい場合は、頭髪専門のクリニックで相談の上、お試しください。クリニックによっては処方しないところもあるので、事前のカウンセリングで確認することも必要です。

女性の場合は、よほど男性ホルモンが多い方以外は育毛剤ミノキシジルだけでも十分だと思います。

ミノキシジルにせよフィンペシアにせよ、医薬品である以上は副作用はついて回ります。

特にフィンペシアは重い副作用があるため、個人輸入代行で無理に手に入れるのではなく、必ず医師の処方のもとで服用しましょう。

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