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髪に良い食べ物は、身体にも良い食べ物

髪に良い食べ物は、身体にも良い食べ物

髪に良い食べ物は何か。それを知る上で、まずは抑えなければならないポイントがあります。

  • 髪を作る主成分(たんぱく質)
  • 主成分を運び、活用するための補助成分(各種ビタミン、ミネラル、亜鉛など)
  • 髪まで栄養を届ける血管や血液を健康にする成分(各種ビタミン)
  • 成分を効率よく作用させ、合成するためのエネルギー(糖質)

この4つのうちどれかが欠けたり過剰になるだけで、髪は作れなくなります。

欠けることに関しては注意する方が多いですが、過剰になることには無関心な方が意外と多い傾向があります。

「過剰摂取」は「不足」と同じだけ危険です。

しかし、体感的に「最近なんだか調子がいい」と感じることができます。調子が良いときの食生活を続けていくと、栄養不足による髪トラブルは徐々に改善していきます。

しかし髪サイクルは3か月かかるため、髪の改善には最低3か月はかかります。

中医学から髪の栄養を考える

中医学では、抜け毛や薄毛、白髪などは精血(せいけつ)という成分が足りない状態とされています。

精血とは、生まれつきの生命エネルギー(血)と、生まれた後に摂取した食物から得たエネルギー(精)の両方を指します。

生まれつきのエネルギーは変えることはできませんが、たとえ血が弱くてもきちんと体を整え、精を補い、少ないエネルギーを効率よく動かすことはできます。

血が多いが健康に胡坐をかいて不摂生する人より、血が少なくても精で補う習慣がある人のほうが健康的で長生きするのは、言うまでもありません。

髪トラブル解消は、「腎」も大きな役目を負います。
西洋医学で言う腎臓とは少し異なりますが、腎臓あたりにあるエネルギーとされ、若々しさ、生殖にかかわる器官とされています。

腎が衰えると白髪や薄毛、抜け毛の原因になると言われています。

腎は黒いものを食べると補充できます。黒ゴマや黒豆、黒キクラゲ、昆布、ごぼう、里芋、茄子、黒米や玄米などが該当します。

他にも野菜ならニラ、山芋なども腎を補う食べ物です。肉や魚介類なら豚肉、鴨肉、イカ、エビ、ウナギ、ナマコなど。

醤油や味噌、クルミ、栗なども腎を補います。

ただし、中医学では中庸といって、程々を心掛けることが最も大切とされています。食べ過ぎると腎を痛め、ますます老化を進めるのでご注意下さい。

栄養学から髪の栄養を考える

中医学で髪に良いとされる(正確には、老化防止に良いとされる)食べ物の多くは、栄養学から見ても合理的です。

玄米や豚肉、ニラにはビタミンB1が豊富で、ビタミンB1は頭皮を含めた身体の新陳代謝を進める上で欠かせない栄養です。

しかし一方で水溶性の性質を持ち、水に溶けやすい上に、体内に吸収しづらい栄養でもあります。豚肉からビタミンB1を効率よく摂取したいときは、しゃぶしゃぶは控えたほうが良いでしょう。

ニラに含まれるビタミンB1はアリシンという成分と結合しています。アリシンはビタミンB1を熱から守る働きがあります。

アリシンとビタミンB1を持つ植物は、他にも玉ねぎやネギがあります。積極的に摂取したいですね。

黒ゴマはタンパク質、良質な脂質(不飽和脂肪酸の一種、オレイン酸)、鉄分、セレン、そしてカルシウムが豊富です。

一見頭髪と関係なさそうな栄養と考えるかもしれませんが、鉄分やカルシウムは血液を作るうえで欠かせない重要な栄養素です。頭髪まで栄養を送ってくれるのは血液です。

血液と血流を改善することも、頭髪の健康にはとても大事です。

鉄分はそれだけでは体に吸収できませんが、ビタミンCや酢とともに摂取すると吸収率が上がります。少量のサラダや果物と一緒に食べると良いでしょう。(多量は体を冷やすのでNG)

セレンはビタミンEに比べて30倍も抗酸化作用が強いミネラルと言われています。なかなか摂取するのが難しい成分ですが、ゴマなら比較的手軽に取り入れることができます。

タンパク質は、髪を作るうえで欠かせない栄養素です。日本人は炭水化物過多で、あまりタンパク質を積極的に食べない傾向があります。

毎日肉食はやりすぎですが、ゴマや大豆製品などを適度に食べることはとても重要です。

ゴマは皮が固く、そのまま食べても栄養が吸収できません。必ず擦りごまにして頂きましょう。

擦りごまを買うのも良いですが、ゴマは酸化が進みやすいのが難点です。できれば「洗いごま」(炒っていない生のゴマ)を買い、食べる分だけ蓋つきのフライパンで軽く炒ってから擦って頂きましょう。

手間はかかりますが、市販品とは比べものにならない香ばしい薫りと風味が楽しめます。

クルミやアーモンドに含まれるビタミンEも大切な栄養です。

血流を改善し、栄養を隅々まで送る作用があります。抗酸化作用も強く、体を若返らせる効果も期待できます。

おやつに簡単に食べられるのも利点ですが、ビタミンCとともに摂取すると、さらに吸収率が上がります。サラダのトッピングにクルミやアーモンドを砕いたものを混ぜると、美味しく頂けます。

バランスよく食べることが一番

栄養の関係は極めて複雑で、現在の栄養学でも全容は解明し切れていません。まだ見つかっていない未知の栄養素がある可能性があります。

そのため、サプリメントで特定の栄養素だけを補うことは体のバランスを崩してしまう原因になる可能性があります。できるだけ食物から摂取するようにしましょう。

忙しい時は難しいかもしれませんが、豚肉や豆腐などで簡単な丼を作り、ニラや黒ゴマなどを使った副菜、おやつにアーモンドやくるみ、少量の果物を取り入れるなど、できるだけバランスが良くなるように心掛けましょう。

砂糖などの甘いもの、古い油など酸化したもの、肉の脂質やショートニングなどは血流を悪化させ、冷えを促進させます。同時にこれらはできるだけ避けましょう。

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