頭皮の悩みにスカルプシャンプー

抜け毛が増える年齢は?更年期障害と抜け毛の関係

抜け毛が増える年齢は?更年期障害と抜け毛の関係

近年は年齢に関係なく抜け毛、薄毛に悩む女性が増えています。
しかし一般的には40代以上、更年期と呼ばれる時期に抜け毛が増える女性が多いようです。
なぜ更年期に抜け毛が増えるのでしょうか。まずは更年期に起こるホルモンバランスの変化についてご説明します。

ホルモンバランスの変化

更年期障害は卵巣の機能低下が原因で起こる、体の様々な不調です。

卵巣からは卵胞ホルモン、エストロゲンが分泌されます。しかし40代を境に卵巣の中にある卵原細胞(卵子のもとになる細胞)の数が減り、卵胞ホルモンの分泌が減っていきます。

それに伴い卵巣の機能も低下するのが更年期障害の原因です。卵原細胞が1000個以下になると閉経を迎え、更年期は終了します。

卵胞ホルモンが減ると自律神経のバランスが狂い、血流が悪くなります。

ホットフラッシュと呼ばれる顔の火照り、頭だけ熱くて足が冷たい体温のアンバランス、急な動悸めまい等は、血流が悪くなるから起こる症状の一種です。

髪は血流に乗って受け取った栄養をもとに成長します。その血流が悪くなることで抜け毛や薄毛が増えてしまうのです。

さらに更年期障害の症状として、精神的な不安定さがあります。

イライラや気落ち、鬱のような症状が続くため、これだけでも大きなストレスになります。

ストレスは血流を阻害する要因の一つです。ただでもホルモンバランスが狂っているときにストレスが加わると、さらに血流が悪くなり、いったいどちらが原因だったか分からなくなるほど症状が悪化します。

老化(卵巣の機能低下)という根源的な問題なので、更年期障害を根本から改善させるのは難しいのが現状です。

根治に近い治療では、飲み薬や張り薬で失った卵胞ホルモンを充填する「ホルモン補充療法(HRT)」があります。しかし服用中には様々な副作用があり、乳がんリスクの上昇などを引き起こすことが知られています。

まずは症状を受け入れる

抜け毛を含めて、更年期障害を乗り切るためには、まずは心構えが必要です。

それは「自分はいつか老いるもので、それを止めることはできない」という事実を受け止めることです。
その上で、「老いるのは事実だけれど、それを緩和するために努力する」ことが、抜け毛や薄毛を含めた更年期障害対策になります。

老いは急流下りのようなものです。そのまま下ると大怪我をしますが、ベテランの船頭が上手く船を操ることでダイナミックでスリルのある急流下りが楽しめます。

船を操ることを覚えると、更年期障害という荒波でも乗り越えていけるでしょう。

できるだけ血行促進を

血行が悪くなるのが更年期なら、積極的に血行を良くすることが大切です。

頭皮マッサージなどで頭皮を程よく刺激し、血流を改善させましょう。

ウォーキングなど、緩めの運動を続けることも血行を大きく改善します。ウォーキングには脂肪を燃焼させる働きもあるので、ぜひ習慣にしたい運動法です。

本格的なウォーキングでなくても、買い物を徒歩で行く、できるだけ長く歩くだけでも近い効果が期待できます。できるだけ立って作業をしましょう。

更年期を乗り切る食事

穏やかな更年期を迎えるためには、日々の生活改善が何より重要です。

毛髪の材料はたんぱく質です。良質なたんぱく質(魚や大豆製品など)を積極的に摂取しましょう。

ただし、卵胞ホルモンに近い成分イソフラボンが豊富な大豆製品の摂りすぎはホルモンバランスを崩す原因にもなります。若者より少し多い目くらいの、程々の摂取を心掛けましょう。

高野豆腐なども良いたんぱく質です。高野豆腐にはアルギニンというアミノ酸が豊富に含まれ、成長ホルモンを刺激します。

免疫向上や傷を治す力をアップし、血流を改善します。脂肪を分解しダイエット効果も期待できます。

そのままでは食べづらく、レパートリーも煮物くらいしかありませんが、摩り下ろしてひき肉と混ぜると大変食べやすくなります。

栄養価が上がり、脂肪の割合を減らし、カサ増しにもなります。

ひき肉をそのまま炒める料理でも、高野豆腐の粉を混ぜて炒めても違和感はあまりありません。ぜひ積極的に摂りたい食品です。(高野豆腐の粉も市販されています)

更年期に摂取したい動物性タンパク質に、羊肉があります。更年期はホルモンバランスの乱れで脂肪が蓄積されやすくなりますが、羊肉に含まれるカルニチンという成分は強力に脂肪を燃やす働きがあり、体に蓄積されにくい特徴があります。

肥満は血流を阻害する最大要因で、抜け毛や薄毛の原因にもなります。ただでも更年期というだけでリスクが上がっている時に肥満になると更に抜け毛が増えてしまいかねません。

なお、肥満は外見だけでは分からない「内臓脂肪」も含まれますので、注意が必要です。

他には、食物繊維や各種ビタミン類が豊富な野菜、きのこ類を積極的に食べましょう。

ビタミンEは血流を改善することが知られています。アーモンドなどに豊富に含まれているので、おやつ代わりに食べると良いでしょう。

何をどれだけ食べれば良いかは、厚生労働相のサイトで公開されています。日々の食事と見比べると、意外とたんぱく質が足りていない事に気付かされるのではないでしょうか。

現代人は昔に比べて体格が大きいため、より多くのたんぱく質が必要です。

肉類の過剰摂取は脂肪も同時に摂取するのでリスクはありますが、できるだけ脂肪の少ない部位を、なるべく脂肪を落とす調理方法で楽しみましょう。

いつかは更年期は終わる

更年期による抜け毛は、更年期の終了とともに収まります。

いかに更年期を切り抜けるかが、抜け毛予防に繋がります。日々の生活を見直し、改善していけば穏やかに更年期を切り抜けることができるでしょう。

Return Top