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髪のボリュームが減った!?「びまん性脱毛症」対策

髪のボリュームが減った!?「びまん性脱毛症」対策

女性はある程度の年齢になると、女性ホルモンの減少で薄毛や抜け毛が増える傾向があります。

これは自然なもので、緩和できても止めることはできません。しかし若い人の中に、閉経後に起こるはずの「びまん性脱毛症」の方が増えています。

若い人の場合は改善の余地があるため、できるだけ早い処置が必要です。

びまん性脱毛症の原因

びまん性脱毛症とは、つむじを中心に全体の髪の量が徐々に減っていく脱毛症です。

男性の、頭皮の一部だけがすべて抜けてしまう目立つ脱毛とは異なり、すぐには気付かず徐々に進行していくのが特徴です。

通常は女性ホルモンが極端に減少する閉経後に起こりますが、若い女性の間でも増えています。

なぜホルモン分泌な盛んなはずの若い女性に増えているのでしょうか。

ホルモンバランスはストレスなどで簡単に崩れてしまいます。

仕事に忙しい女性はどうしてもバランスを崩しやすく、それだけで脱毛や薄毛の原因になってしまいます。

さらにストレスは長時間の緊張を強いられるため、血行不良も引き起こします。

偏った食事など、過度なダイエットに走ることも原因です。ストレスに加え、髪の主成分であるタンパク質の不足により、髪が抜けて休眠期に入っている毛根がいつまで経っても目覚めなくなります。

生物は栄養不足になると、生命維持に必要なところから優先的に回します。毛髪や生殖器など、直ちに生命の危機に直結しない場所はどんどん後回しになり、様々な症状を引き起こします。

過度なダイエットは抜け毛や薄毛の原因だけでなく、妊娠力も著しく低下させ、重度の不妊を引き起こすこともあります。薄毛は心身の警告だと受け止め、将来のためにもダイエットは長期的にゆっくりと、栄養バランスを考えて行いましょう。

タンパク質を十分に摂取しているはずの糖質制限ダイエットも、女性が行うと抜け毛が増えるという意見が多く寄せられています。(男性はむしろ改善する傾向があるようです)

その他にも、血行不良も原因に挙げられます。
脂っこい食事や深夜にお菓子や夜食を摂る習慣があると、血液中の脂肪酸がどんどん増えて血管を詰まらせ、血の巡りが悪くなってしまいます。

その他にも運動不足、ストレスなどでも引き起こされます。

ウォーキングなどの有酸素運動、頭皮マッサージ、足湯や半身浴などで血流を回復させましょう。薄毛だけでなく、様々な症状が緩和されていきます。

運動が面倒な時は、ただ立つだけ、家事をするだけでもそれなりに血流は改善していきます。

経口避妊薬(ピル)の使用後も抜け毛が増えます。
これはピルを服用する期間は妊娠に近い状態に保っているため、黄体ホルモンの影響で髪の成長が促進され、抜け毛が減るからです。

ピルを飲み終えると黄体ホルモンも減るため、過剰な黄体ホルモンのおかげで生き永らえていた髪が一気に抜けてしまうのです。

出産後に抜け毛が増えるのと同じ原理で、一時的な症状なので問題ありません。

さらに、リウマチや甲状腺疾患でも薄毛や抜け毛が促進することがあります。

髪トラブル以外にもリウマチや甲状腺疾患の症状があれば、専門外来を受診しましょう。症状が回復するとともに髪も復活することが期待できます。

びまん性脱毛症の治療と改善方法

びまん性脱毛症は、放置しておいても改善しないことが多いようです。気になるなら早めに皮膚科に受診しましょう。

残念ながら、びまん性脱毛症の場合は保険治療が適用されず、自由診療になることが多いようです。(円形脱毛症など、他の脱毛症に関しては保険適用されます)

皮膚科ではどのような治療が行われるのでしょうか。

一般的には「ミノキシジル」という外用薬と、「パントガール」という内服薬を同時に使用します。

ミノキシジルは血管を広げる作用があり、頭皮の血流改善の効果が期待できます。

パントガールは毛髪の原料であるタンパク質のケラチンやパントテン酸カルシウムが主成分の内服薬です。副作用がほとんどなく、70%の方が抜け毛が減ったという報告があります。

どちらも半年以上服用して、ようやく改善の兆しが見えてくると言われています。それなりに高価な薬なので海外通販で買い求める方もいますが、しばらくは病院で服用したほうが安全です。

他にも様々な方法がありますが、価格が高く必ず効くとは限らないため、納得できるまでよく話し合って決めましょう。

これと並行して、原因だと思われる状態を改善させることが大事です。ストレスを溜めているなら、ストレスを解消する方法を模索し実行しましょう。

過度なダイエットに心当たりがあるなら、直ちに中止し栄養バランスの良い食事を摂取しましょう。

血流が悪いと感じるなら(体の冷えなどで実感できます)運動やマッサージなどで改善できます。血流が改善する漢方薬を処方してもらうのも手段の一つです。
髪にパーマや染めたりしてダメージを与えているなら、それをしばらく止めましょう。

まずは体を外部と内部から整えて、育ちやすい環境を作ることが必要です。

先に生活改善をして、それでも治らない場合は医学の力も借りるほうが無難かもしれません。

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